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SDUとは

SDUの原理

強さ(耐震性)を発揮する仕組み

SDUは障子をヒントに開発されました。

障子は、紙の貼っていない枠組みだけの状態では少しの衝撃でグラグラ揺れ変形してしまいます。

 

枠組みのみ

枠組みのみ

しかし、障子紙を貼った途端、丈夫になります。そして、変形したときに障子紙によった『しわ』がエネルギーを吸収して、木枠が壊れるのを防いでいます。SDUはこの特色を応用したのです。

 

障子紙をを貼ると…

障子紙を貼ると…

「しわ」がよりますが、障子紙が張力場を形成し、剛性を確保しています。

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エネルギー吸収(制振性)を発揮する仕組み

変形時断面図

2枚の鋼板の間に板状のブチルゴム系の樹脂を強固に接着しているので、地震の揺れによって現れた鋼板の『しわ』により、粘弾性体が強制的に変形させられます。この変形により粘弾性体が動的な抵抗力やエネルギー吸収をすることにより建物の揺れを小さくするダンパーの役割をします。 <特許第2989563号>

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模擬試験

建物の揺れを小さくする現象のイメージ動画です。
下記のような試験体にて、振動試験をしています。
模擬試験解説図

錘が屋根の代わりです。コップの中の水の動きにご注目下さい。制振の効果がわかります。
また、動画の半分を過ぎた辺りから、倒壊の試験映像もご覧頂けます。

SDU-Wを取り付けた場合と在来工法の揺れの比較。
コップの中の水の動きにご注目下さい。
左側のSDU-Wを取り付けた方は制振効果により、右側の在来工法に比べて水が揺れていないのがわかります。

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